海外での資産運用の第一歩

海外口座

海外での資産運用の第一歩は銀行や証券会社に口座を開設しなければ始まりません。

なぜ海外の銀行口座・証券口座が必要なのか?
またその際のメリット、デメリットをまとめていきます。

海外口座を持つのは何のため?

まず第一に「場所の分散」と「通貨の分散」のためである。

場所の分散

海外に資産を置いておく、そうすることで万が一日本で金融危機や預金封鎖が起きても資産は守られる。直接影響を受けないという事はリスクヘッジとして非常に重要です。身近なところでは北朝鮮のミサイル発射、米中貿易戦争など昨今の世界情勢を考えるといきなり何が起きるかわからない状況にあるのではないでしょうか。そのための対策は有事の際にいきなりの対応は難しくもしもの事が起こったときのために国外にもお金を置き場所を確保しておくことは確実に意味があると思います。

通貨の分散

世界各国の通貨の価値は一定ではなく変動しており円だけで保有するという事は円が下落するとそれだけで資産価値が目減りしてしまうという事になる。これを回避するには米ドル、香港ドル、シンガポールドル、豪ドル、加ドル、ユーロ、ポンド、スイスフラン、タイバーツといったマルチカレンシー外貨預金で資産を保有する。これによって円が暴落した際でも資産価値が目減りすることなく安定した海外資産運用が可能となる。国内にもマルチカレンシー対応口座は増えてきたが外貨を国外に保有しているという事が大切です。

世界中の様々な商品に投資が可能

次に日本の証券会社が扱っていない銘柄を運用可能ということが挙げられる。
日本にいながら世界中の様々な商品に投資が可能という事です。これによりインターネットバンキングを通じ株式・債券や投資信託の購入に加え、Goldなど多種にわたる金融商品の取引が可能になりリスクに応じた投資の実現が可能となります。

海外口座開設のメリット・デメリット

メリット

日本の証券会社が扱っていない銘柄を運用可能
外貨(現地通貨)で取引可能
取引の際の手数料が安くコストメリットがある
世界各地で現金の出し入れが簡単
海外不動産投資の受取口座として使用できる

デメリット

口座開設に現地に行く必要がある
基本的に日本語での対応はないので英語が必要
最低預金額によって口座維持費がかかる
口座に入金するには日本からの海外送金が必要(現地にいけば別です)

これらは海外で投資しようと考えてる人にとってはあまりデメリットにはならないとは思います。
もし英語が苦手でも私が利用した口座開設サポートなどのサービスを使うことによって解決可能です。

口座開設は年々難しくなってきている?

私がHSBC香港の口座開設サポートをお願いした会社の代表の方からお聞きしましたがマネーロンダリングや不正利用の対策として年々口座開設のハードルが上がってきているそうです。口座開設に必要な資料の規定の強化、最低限の英語力のチェック(これはサポートのおかげで私はほぼ英語力0でも大丈夫でした)、サポートスタッフ同席の不可など日々条件が変わっていってるとのことです。また1日の日本人新規口座開設の人数制限もできたという事もお聞きしました。

このように年々条件は厳しくなっていますが現在はまだ口座開設は可能なのでHSBC香港の口座開設を検討している方は早めに開設することをお勧めします。
カンボジア アクレダ銀行も同様に現地で用意しないといけない必要書類がありますがこちらの対応も可能です。