HSBC香港で口座が無事に開設できた。
簡単に誰でも作れる時代は口座開設をすることが目的で色々なツアーが組まれていたとのことであるが私の目的は口座開設ではない。海外投資で口座を有効に活用するために日本から比較的近い金融オフショアの香港で口座を開設したのである。
では何をすべきか?
Contents
リスクを軽減
リスクを軽減する投資をするために3つの方法がある。「長期保有」「時間の分散」「資産の分散」という3つの方法である。手始めにこの3つの方法でリスクが軽減できる投資をしたいと思う。
長期保有
市場が短期間でなんらかの要因で大きく変動したとしても長期に投資することによって価格変動のブレが小さくなる効果を期待するものである。株式が本来持つ収益率に収束していくことでリスクは小さくなる傾向がある。
時間の分散
資金を一度に投資するのではなく投資タイミングを分散させることによってリスクを軽減することができる。その方法の1つとしてドル・コスト平均法があるが投資額を平均化することが目的である。
資産の分散
資金を1つの資産にまとめて投資せず投資対象を多様化させることでリスク分散し安定した収益化が目的である。国、商品、通貨、時間で分けるのが一般的である。
ドル・コスト平均法(Dollar Cost Averaging)
ドル・コスト平均法は価格が変動する商品に対して常に一定金額を定期的に購入する投資方法である。相場の変動に関係なく常に一定口数で購入していくよりも毎月の1万口あたりの平均投資額を平準化させることにより長期投資でのリスクを抑制し安定した収益を得るのが目的である。
価格が平均から大きく乖離することは極めて少なく安定した運用が可能になるのが最大のメリットである。
Stocks Monthly Investment Plan(SMIP)
日本の投資信託自動積立の香港版といったイメージをして貰えばわかりやすいかと思う。HSBC香港の投資口座を使って毎月自分で設定した香港株を定額購入するサービスである。
購入時手数料が0
通常香港株を購入するには購入手数料が購入額の0.25%(最低手数料100HKD)かかる。これをSMIPで購入することにより購入時手数料が0になる。
最低設定額
月額1,000HKDから設定が可能である。口座から直接引き落とされ設定した金額で買える株を購入し端数は口座に戻されるという仕組みになっている。
例えば90HKDの株を購入した場合、
1,000HKD ÷ 90HKD = 11株の購入となり端数10HKDは口座に戻る。
自動購入
毎月定額を自動購入することでドル・コスト平均法の活用が可能である。
対象銘柄
対象は香港株のみで米国株などを積み立てることはできない。また香港株の全ての銘柄が対象ではない。積立可能銘柄はHSBC香港のWEBで確認できる。
実際に設定してみた
【0005】HSBC Holdings plc、【0941】China Mobile Ltdをそれぞれ設定し積立購入開始。これは何も考えず数年このまま放置してみるつもりだ。配当などはまた報告していく。
香港のIFAにお願いしてオフショアの長期積立ファンドへの投資も開始している。それはまた別記事で取り上げたいと思う。